こんにちは！！瞳花（まなか）です。

 

みなさんは不安な感情に押しつぶされそうになった経験ありますか？

 

人間は生きている以上、死への恐怖や未来への不安、他人との比較人への嫉妬心、怒り、憎しみ、自己否定、ほかにもいろいろ負の感情が取り巻きますよね。

 

どんなにマインドが強い状態の人でも現実によって、感情の浮き沈みは必ずあると思います。

それは体調の変化と似ていると思います。

なんか心の具合が悪いなというときは風邪ひいているのと同じ。

 

そもそも人間の脳は８０％が不安でできています。

命を守るための危険予測のためだと言われています。

 

例えば道路に飛び出したら、ひかれて死んじゃうかもっていう不安があるから飛び出さないし、これを投げると誰かに当たってしまうかもしれないからやめようとか先に不安感があることによっていろんな危険から守られますよね。

 

そんなかんじで常に、自分や周りのひとを守るために不安は存在してます。

だからこそ不安の感情は自然なこと。

 

ただ謎の不安な感情に取りつかれて無限のループから出れなくなることだってあります。そのマックス悪化すれば「死にたい」という感情になる場合だって普通にあり得ること。

私も何度も過去に経験があります。不安な感情が取り憑いてしまって自分でコントロール不能になり「死んだほうが楽になるのに」って思ったことも。

 

人間の脳はフォーカスしている物を拡大していくシステムがあります。

それがとらわれの仕組みなのですが、「不安」にフォーカスすると「不安」になる要因をどんどん引き寄せて、それ以外のものが見えなくなるから「不安」が強化されていくんです。

こわいですよね。

 

感情って幽霊に似てるって思う。

 

証拠がなくて見えない物だけど取り憑かれると周りが見えなくなって健康な思考ができなくなる。１日中そのことばっかり頭を占領しちゃう。がんじがらめになって抜け出せなくなったりもしますよね。

 

そんな時はお祓いしましょう・・・

 

正直、不安や心配はその感情になる証拠はありますか？というところが大切です。

感情には証拠はなくて負の感情はただ選んでるだけなんですよね。

自分が選んでいるのなら手放すのも自由。

 

感情はただ自分がつくっている幻想にすぎません。

 

そんな幽霊みたいな負の感情のお祓いの仕方を書き出しますね。

 

1.自分の感情についてノートに書き出してみる。

人間は見えない物に対して不安になりずっと記憶に閉じ込めてしまいます。

感情をノートに書いて視覚化するということがたいせつです。

脳の中から取り出すイメージ。

 

エクスプレッシブライティングといって「自分の感情、思っていることを素直に書きまくる」という作業は認知行動療法の一つで使われているのですが、

鬱状態が回復したり幸福感を感じれるようになる効果があるんですよ。

 

自分のどんな気持ちだっていったん書き出して、今こんな気持ちなんだなと気づいてあげる。そして否定せずに受け止める。

どんな黒い感情もOKだしてあげる。

寄り添ってあげる。

じっくり感じてみる。

自分の気持ちを気づいて整理することが大切です。

 

2.なんでそんな気持ちになったのか理由を書き出してみる。

感情には必ず理由があります。

過去の記憶からくるものであったり、相手への否定的な偏見によるものであったり、感情が起こったことをうやむやにせず理由を明確にする事で自分を理解することができます。

 

3.その理由には証拠があるのか検証してみる。

理由の中には潜在意識にある過去のデータがもとになっているので、証拠がなく真実ではないことが多いです。

 

例えば自分と他者を比較してしまって劣等感を感じる不安、望んでない未来が来るのではないかという不安、自分の自信のなさからくる不安、相手の行動や態度からの解釈からくる不安・・・。

すべてが何の証拠もないことからの自分の解釈による不安です。

もし、その不安が他人の心のこと他人の行動のこと、未来のことだとしたら完全に気にする必要のないものです。

証拠もないし、コントロール不能なところだから。

そこは割り切って切り離してくださいね。

4.その感情になることのメリットデメリットを考えてみる。

負の感情には結局デメリットしかありません。

自分を苦しめているというデメリット。

 

 

結論的にそんな証拠のない見えない幻想にとりつかれてエネルギーと時間を使ったとしても、自分の苦しい現実というデメリットしかないということがわかったら手放したくなりますよね。

 

結局感情なんか解釈次第で「不安」にもなるし、「安心」にもなるんです。

同じ出来事でも反対の解釈の可能性も存在していることを知ってほしいんです。

例えば「不安な未来」を想像してしまった場合、「幸せな未来」の可能性も想像してみるんです。

「不安な未来」になる証拠なんかなくて「不安で不幸な未来」はただの幻想です。

 

常に両方の可能性が存在していて、感情も未来も選べばいいだけ。

 

ネガティブな感情からいきなりポジティブになるのはきついと思うので、いったんネガティブをゼロ(ニュートラル)に戻すイメージで取り組んでくださいね。きっと幻想だったことに気づくはずです。

 

みなさんの苦しみが少しでも減りますように。