7Jun
こんにちは!!瞳花(まなか)です。
みなさんは心のコップにどのくらいのお水が入っていますか?
もしどこかしらいつも欠乏感がある方はもしかしたら心のコップのお水が少なくなっているのが原因かもしれません。
心のコップを満たしていない状況で他の人に与えると、いわゆる自己犠牲になりどこかでひずみが出てきます。
どんどん欠乏感が増していきます。
自分が幸せをしっかり感じ、他の人に与えることができればそれが一番素晴らしいですよね。
それでは、心のコップを満タンにして自分を満たし、そして周りの人たちに分け与えるにはどうすればいいのかを今日はお伝えしますね。
心理学の交流分析を提唱したエリック・バーン(精神分析医)は、
「人の生きる目的は、ストロークを得るためだ」と言っています。
ストロークとは、「存在を認めること」を意味します。
私たちは人との関り合いの中でお互い、つねにストロークを交換し合い、「生きている」という実感を得ています。
具体的にストロークとはどういうものなのかというと
プラスのストロークとマイナスのストロークが存在します。
プラスのストロークでは「褒める、明るい挨拶、いたわる、思いやり、撫でる、ハグ、握手」などの喜びを感じる相手を認める行為です。
マイナスのストロークでは「悪口、怒鳴る、怒る、ダメ出し、否定的な言葉、無視、暴力」などの悲しくなるような相手を認めていない行為のことです。
マイナスのストロークって考えただけでもこわいし、悲しくなりますよね。
家庭や職場で、無視されたり悪口言われたり怒られたりすると一気にテンション下がるし、自分の存在が揺らぎますよね。
でも普段マイナスのストロークばかり交換し合っている職場もたくさん存在する気がします。
誰かがそのスパイラルに気づきプラスのストロークに変えていくとより良くなるのですが・・。
やはりプラスのストロークがたくさん欲しいのは誰もが思うことです。
朝の明るい挨拶一つでもプラスのストロークですよね。
みなさんは、普段の生活そして今までの人生どんなストロークをもらって生きてきましたか?
そしてどんなストロークを与えていますか?
それを見直すだけでも今の心のコップの中身が把握できるかもしれません。
プラスとマイナスのストロークで人はみな心のコップを満たしていくのですが、その方法は二つあります。
人からストロークを得る場合と自分でストロークを入れる場合。
自分を自分で認めて評価できる人は他人からもらわなくても自分である程度コップを満たすことができるのです。
そして自分のコップがある程度満たされていないと他人にプラスのストロークが上手に入れれません。
褒めることや与えること苦手な方は、まず自分のコップを満たすことを意識してくださいね。
そして与えた時に自己卑下を感じる場合もコップを満たすことが大切です。
このブログでは自分の心の中で完結できるのが目標なので、
「欲しいストロークを他人に求める・おねだりする」という方法もあるのですが、お勧めしません。
承認欲求を求めた他人軸の生き方になってしまう場合があるので・・。
それよりは、自分で自分の心のコップを満たす方法を具体的に上げていきますね。
・心の中で自分のことをいつも褒める、肯定する。
・否定語をやめて肯定的な言葉を使う。
・自分が楽しいこと、やりたいこと、リラックスできることをたくさんやらせてあげる。
・鏡の中の自分にプラスの言葉をかける(ドライヤーかける間など)
・寝る前に「自分を褒める日記、自分への感謝の日記」を書く。
・朝「やることリスト」を簡単に書いて、一個ずつつぶしていく。(小さな成功体験)
・つねに自分を大切に扱う。
・人からの誉め言葉・肯定的な言葉を喜んで受け取る。
などが自分にプラスのストロークになるのではと思います。
最後の「誉め言葉を受け取る」ってとてもたいせつ。
せっかくの誉め言葉や肯定的な言葉を受け取れない方がいます。
「いやいや、そんなことないです!」とか「とんでもない!」とかどうせお世辞だろうと受け止めたりして受け取れない人・・。
これホントに勿体ないですよ。せっかくのコップの中をためるチャンスなのに・・。
人からのプラスのストロークを遠慮なくいただきましょう。
基本「存在を認める」ということなので、自分のやりたいことやらせてあげるというのもプラスのストロークだと思うんです。
どんどんプラスのストロークを自分に与えましょう!
そして、満タンになったらみんなにプラスのストロークをあげてくださいね!!
ちなみに遅刻や問題行動を起こす人も、心のコップがカラの可能性があります。
心のコップがカラになると人は「マイナスのストロークでもいいからほしい!!」と思うのです。
いつも怒ってしまうようなことをしちゃう人が周りにいると「心のコップ大丈夫かな」と心配してあげてくださいね(笑)
心の欠乏感・自己否定感・虚無感で苦しむ方、周りにそんな方がいらっしゃる方、これから心のコップのこと意識してみてくださいね。
いつもみなさんの心のコップが溢れ出し幸せを感じることができますように・・・
これからの生活に参考にしていただければ嬉しいです。